資料室

ボーカルMIXに挑戦してみた話

2026.07.15

総統 猩音己然

やはり民衆の心を掴むのは音楽である。
金儲けのためには、リスナー様の興味のあることをやっていくべきと思いたったので、我々も「歌ってみた」をやろうと、Logic Proでボーカルミックスに挑戦しました。

結論から言うと、思っていた何倍も苦戦しました。今回は、その記録です。
歌自体は10分で録り終わったのに、2時間作業しても納得いきません。

使ったプラグイン構成

基本的には、Logic純正のプラグインだけで組みました。

ボーカルトラック本体

  • ノイズゲート
  • PitchCor(ピッチ補正)
  • Channel EQ
  • DeEsser 2

バス(センド)側

  • Space D(リバーブ)
  • Compressor(直列)

順番としては、ノイズゲートで余計なノイズを削り、ピッチを整え、EQで帯域を整理し、ディエッサーで歯擦音を抑える、という流れです。そこからバスに送って、リバーブとコンプをかけています。

プラグインの並びだけ見ると、それらしい形にはなっている気がします。
実際、ひとつひとつのプラグインの効きは、単体で聴くとちゃんとわかります。

とにかく「なじまない」

これらの処理を行ったボーカルトラックをオケと一緒に鳴らすと、とにかくなじまないのです。

ボーカルだけ聴くと悪くない気がします。
なのに、オケと重ねるとボーカルがただ乗っているだけというか、同じ部屋で鳴っている感じがしない。浮いてしまうというか、馴染んでくれないのです。

EQを削ってみたり、コンプの掛かり方を変えてみたり、リバーブの量を増やしたり減らしたり、順番を入れ替えてみたり。ひとつ直すと、また別のところが気になる。気になったところを直すと、さっきまで気にならなかったところが急に気になり出す。

こんな具合で、ずっと上手くいかない感覚がありました。

まだ、下手くそだなぁ

今回、残念ながら「これだ」という着地点には結局たどり着けませんでした。

プラグインの種類や順番は、たぶん間違っていないと思います。
恐らく教科書的にもそう間違っていないはずで、自分なりに調べてみたり、AIに相談しても大丈夫そうな回答です。

それでも、実際に「なじませる」ところまで持っていく感覚は、まだ全然身についていないんだなと、痛感しました。

道具は揃っているのに、使いこなせていない。今の実力を、そのまま突きつけられたような気分です。

もっと上手くなりたい。

次にまた歌ってみたに挑戦するときは、今回よりほんの少しでも「なじむ」ミックスにできるように、地道にやっていこうと思います。

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