【OBS】マイクの雑音・生活音を消すノイズ抑制とノイズゲートの最適な設定
2026.08.13
配信中にエアコンの稼働音、PCファンの排気音、キーボードの打鍵音(タイピング音)が入ってしまうと、リスナーの聞き心地が悪くなってしまいます。
OBS Studioに標準搭載されている音声フィルタを活用すれば、マイクの音質を保ちながら周囲の雑音だけをクリアに消去できます。本記事では、おすすめのフィルター設定手順と掛ける順番を解説します。
目次
「ノイズ抑制」フィルターで背景雑音をカットする
エアコンやファンなどの「サー」という常時発生している環境音を消すには、「ノイズ抑制」フィルターを使用します。
設定手順
- OBSの音声ミキサーにあるマイクの歯車アイコンをクリックし、「フィルタ」を選択します。
- 左下の「+」ボタンから「ノイズ抑制」を追加します。
- 方式(方式の選択)で以下のどちらかを選びます。
- RNNoise(高品質、CPU使用率・高): AI技術を用いて声以外の雑音を自動識別・除去します。基本的にはこちらが最もおすすめです。
- Speex(低CPU使用率): PCスペックに余裕がない場合に使用します。抑制レベルを
-30dB前後に設定します。
「ノイズゲート」フィルターで小さな生活音を遮断する
喋っていない無音時に、息づかいやキーボードの打鍵音が入るのを防ぐには「ノイズゲート」を使います。指定した音量レベル以下の音を自動的にシャットアウトする機能です。
設定手順
- フィルタ一覧から「ノイズゲート」を追加します。
- 以下の目安でしきい値を調整します。
- 閉鎖しきい値(Close Threshold):
-35dB前後(喋っていない時の雑音レベルより少し高く設定) - 開放しきい値(Open Threshold):
-30dB前後(自分の話し始めの音量より少し低く設定)
自分が喋った時だけゲートが開き、声がマイクに乗るように微調整してください。
音声フィルターを掛ける「順番」に注意する
OBSのフィルターは上から順番に適用されます。順番が前後すると正しく効果が出ないため、以下の順番に並べ替えてください。
- ノイズ抑制(最初に全体の背景雑音を消す)
- ノイズゲート(不要な生活音をカットする)
- コンプレッサー(音量を一定に揃える)
- リミッター(大声の音割れを防ぐ)
正しい順番と適切な設定を行うことで、高級マイクを使わなくてもクリアな配信音質を作ることができます。